大分の海の納豆。くろめは栄養がハンパない!

食材
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海の納豆と言われている「くろめ」はご存知ですか?
秋田の「ぎばさ」よりもネバネバが強いのが特徴の海藻です。

実はこの「くろめ」のネバネバにはすごいパワーがありました!

 


 

目次

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「くろめ」って何?

くろめとはレッソニア科カジメ属の褐藻の1種で、昆布に似た海藻です。

佐賀関の関崎・高島のあたりのちょうど瀬戸内海の水と太平洋の水が接し、潮流が速く水質がきれいな場所に良質なくろめが育ちます。

新芽が伸びる1~3月のみが収穫時期の貴重な食材です。

収穫後はすぐに1本1本棒状に巻かれ、風味が落ちないうちに その日に細く細くカットします。

くろめ巻きを生のまま細かく刻むと、強力な粘りと風味が出ます。
これをお味噌汁やお吸い物、めかぶやもずくのように酢じょうゆで食べるのが一般的です。

 

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クロメの栄養・効能とは?

それでは、クロメにはどんな成分が体に良いのでしょうか。

<フコダイン>クロメ特有の粘りこそがフコイダンです。フコイダンは水溶性の食物繊維で、整腸作用もあり便秘肥満の予防や改善にも効果があります。また、コレステロール吸収抑制作用に力を発揮し、悪玉コレステロールの増殖を抑制する効能が有ります。さらにがん予防ピロリ菌の除去免疫力を高める効果などが期待できます。アレルギー症状の緩和する効能もあります。

<カルシウム>骨や歯を強くするのをはじめ、血液、筋肉、神経に存在して正常な働きを支え、さらに精神的なストレスを和らげる効果があります。

<カリウム>体内の細胞内外でナトリウムとイオンバランスを保ち、水分調整や血圧の正常化、利尿効果の働きをします。
<マグネシウム>カルシウムと一緒に体内で働き、骨の形成と筋肉の活動にも大切な役割を果たします。
<ヨウ素>ヨウ素は体の代謝を促進する甲状腺ホルモンを構成する重要な成分です。不足すると、成長不良や精神発達の遅れがあらわれますが、逆に過剰に摂り過ぎると甲状腺の異常を起こす可能性があり、過剰摂取には注意が必要です。

 

クロメの簡単レシピ

クロメは細かく刻み、味噌汁に入れたり、酢醤油で食べたりすると簡単においしく食べられますが、クックパッド☆ayumikan☆のレシピが簡単でとてもおいしかったのでご紹介します。

クロメ(かじめ)で自家製簡単ごはんの友☆

材料 (2人分~)
クロメ  200gほど
だし汁    大さじ5
砂糖   大さじ1
酒    大さじ1
醤油         大さじ2

作り方
1.クロメは切っておく(切ってあるのを購入すると楽)。

2.クロメ以外の材料を鍋でひと煮立ちさせる。

3.2があたたかいうちに、切ったクロメを加えて混ぜるだけ。

 

簡単においしく栄養が摂れそうです。
☆ayumikan☆さん、ありがとうございます。

 

クロメはどこで買えるの?

現地以外でもネットで購入できます。

乾燥されているので、味噌汁や納豆にそのまま入れるだけで食べられます。

 

こちらはすでに佃煮になっているのでそのままご飯にかけてどうぞ。

 

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