子どものころから、食事が進まないときに食卓に置いてあったものが
「ふりかけ」
私は子供の頃、ふりかけが大好きでした。
今でも子供のお弁当にはふりかけをかけてます。
彩りも良くなるので、「のりたま」はよく使っています♪
テレビ東京「よじごじDays」で取り上げられましたので、まとめてみました。
目次
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ふりかけの原点は「佃煮」
ふりかけの元祖は「あみ佃煮」。
現在、日本で売られているあみの佃煮は海外の「おきあみ」ですが、
日本古来の「いさざあみ」を使用した佃煮がふりかけの原点の1つだそうです。
ふりかけと呼ばれるようになったのは昭和34年からで、それまでは佃煮がふりかけのような使い方をされていたとのこと。
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海外では意外な使い方で人気!
日本発祥の「ふりかけ」ですが、海外では「FURIKAKE」と表記され、
料理やデザートに使用しています。
新橋 玉木屋さんでは「世界のふりかけ」というものを出しています。
イタリアントマト10g
ベーコンエッグ8g
グリーンカレー8g
マハラジャカレー8g
ホットサルサ8g
四川風麻婆豆腐8g
中華風搾菜10g
トムヤムクン8g(8種類×各1)
なかでも、グリーンカレーにかけて食べるとアイスクリームに合うそうです。
とっても意外ですね。
ふりかけの歴史
現在のふりかけの形になってからは100年の歴史があり、
大正初期(1910年代)熊本県のフタバが発売した「御飯の友」という商品が
全国ふりかけ協会で「元祖」を認めた商品になります。
現代ふりかけの元祖「御飯の友」
カルシウム不足を補うために薬剤師吉丸末吉氏が開発したそうです。
昔から不足していたカルシウムを、魚の骨を粉にしてふりかけにするという発想により出来上がりました。
なんと、こちらは今でも売られているというので、これもまた驚きですね!
第2次ふりかけブーム
その後、1960年に発売された丸美屋の「のりたま」。
現在でものりたまが売り上げNo.1だそうです。
さらに、1970年代に三島食品の「ゆかり」。
梅干しの赤しそから着想を得て発売しました。
およそ20年続いた「のりたま」「ゆかり」の2強を追って発売されたのが
永谷園「おとなのふりかけ」。
その中でも一番のおすすめが振分親方が考案した「力士味噌味」だそう。
味噌の風味と旨味が効いているそうです。
私も明日、早速買ってきます!
第3次ふりかけブーム
ふりかけは群雄割拠の時代へ変遷をとげ、
混ぜこみ系ふりかけ → おむすび山など
ソフトタイプふりかけ → 半生タイプのふりかけ
ご飯に乗せる系ふりかけ → 食べるラー油など
などが発売されました。
そして、第4次ふりかけブームへ
そして、ふりかけ新時代となり
永谷園「超ふりかけ」が発売!
従来のふりかけでは味わえなかったサクサクな食感とジューシーな食感が味わえます。
ご飯の湯気で変化する調理系ふりかけという発想だそうです。
まだまだふりかけの進化は続いていますね!
これからどんなふりかけが出てくるのか本当に楽しみです。
私も仕事柄、カルシウムが多いふりかけ、鉄分が多いふりかけ、その他、マグネシウムや亜鉛が多いふりかけなどを使用することが多いです。
これからは味はもちろんですが、足りない栄養素が補えるふりかけには注目しています。
そういった面でも、ふりかけの元祖「御飯の友」を開発した薬剤師の吉丸末吉氏は尊敬します。
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