腸内環境を整えて健康なカラダを手にいれる“腸活”。
腸活で腸内環境を整えることによって、
風邪をひきにくくなったり、
肌の調子が良くなったり、
ダイエットにもなったり。
そんな腸活の第一歩として是非とり入れていただきたいのが
麹を使用した漬物。
「三五八漬け(さごはちづけ)」
今日は、三五八漬けをご紹介します。
目次
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三五八漬けとは?
三五八漬けとは福島県、山形県、秋田県などから昔から伝わる麹漬けのことを言います。
食塩、麹、米を3:5:8の割合で混ぜあわせた麹床が「三五八漬け」の由来です。
糠(ぬか)漬けのように混ぜる手間もなく、糠漬けよりも短い漬け時間で漬物ができあがります。
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三五八漬けの栄養や効果は?
三五八漬けには米麹を使用しますので、麹の酵素によって栄養成分を消化・吸収しやすくする作用があります。
麹菌は代謝される際にビタミンB1やB2、B6、ナイアシン、パントテン酸、イノシトール、ビオチンなど肌の代謝を促進するビタミン類が作られ、ビタミンB群が豊富なので、疲労回復や脂質の代謝にも効果的。
また、麹の食物繊維やオリゴ糖が腸内環境を整えるので、便秘解消や免疫力のアップにも効果が期待できます。
三五八漬けの作り方
【材料】
・米麹:200g
・米またはご飯:米1合またはご飯約300g
・塩:40g【作り方】
- 米から作る場合、炊飯器で通常の水加減で炊いて、炊飯器の電源を切る。炊きたてのごはんを軽くかき混ぜ、温かいうちに麹をほぐしながら加えて、全体によく混ぜ合わせる。炊きたてでないご飯を使う場合は、電子レンジで一度ご飯をアツアツに温めてから炊飯器に入れ、麹を入れてよく混ぜ合わせる。
2. 内釜の表面にラップを2~3重にして炊飯器のふたを閉め、そのまま2~3時間おいて麹を発酵させる。
※全体に薄茶色っぽくなり食べてみて甘味を感じ、麹の香りが立ってきたらOK。発酵が不十分な場合、炊飯器の保温機能を使って15分ほど温め、電源を切ってさらに1時間ほど置いておく。
3. 2に塩を加えてよく混ぜ、チャック付き密封袋に入れる。冷蔵庫で2~3日ほどおいて熟成させれば漬け床が完成。ここにきゅうりや大根(1/4割)、人参(1/2割)を漬け込んで1昼夜程度冷蔵庫で置いて出来上がり。漬け床は最初はねっとりしているが、野菜を漬け込むと野菜から水分が出てちょうど良くなる。
食べる際には、漬けた物を洗わずに手でぬぐう程度にして、せっかくの旨味を逃がさないようにする。
4. 肉や魚を漬ける場合は、何も漬けていない漬け床を一部を取っておき、素材に直接なすりつけてチャック付き保存袋で3日程度寝かせる。鶏の胸肉などは漬け床の麹の効果でうま味が増し、とてもみずみずしく仕上がる。
「三五八漬けの素」で簡単に作ろう!
簡単に三五八漬けができる三五八漬けの素が市販されています。
三五八漬けの素を使用すると非常に簡単にお漬物ができますし、
値段もあまり高くないので、ずぼらな私はこちらを利用しています。
ちなみに手作りする場合と期待できる効果は変わりません。
作り方は下記を参考にしてください。
漬ける手順
●初回の漬け方●
用意した容器に本品を入れ、水200cc(本品半分の場合は100cc)を加えよくかき混ぜ、野菜/肉/魚などがかくれるように漬けてください。
漬床から取り出し、軽く水洗いし適当な大きさに切ってお召し上がりください。(お好みで唐辛子や砂糖などを少量加えてもおいしく漬かります)
魚、肉類は火を通してからお召し上がりください。●2~4回の漬床●
2~4回漬けていきますと、上水(漬け汁)が多くなり味が薄くなりますので、本品を適量加えてください。●5回目以降の漬床●
5回目以降は、上水(漬け汁)を清潔なスポンジで吸い取り、本品を加え、さらに次の野菜/肉/魚などを漬けこんでください。<季節による漬け時間の目安>
春・秋・冬は約8~12時間
夏は約6~8時間野菜類:約8~12時間
魚 類:約7~12時間
肉 類:約8~10時間●1回目は塩辛くなりますので、1~2時間は短めに漬けてください
●2回目を漬ける頃に麹が糖分解しはじめ、味なれします
●3回目を漬ける頃は、麹が発酵して味が“まろやか”になり美味しくなってきます。5~9月は、2回目を漬ける頃に麹の糖分解が進み発酵してきます。そのため夏季は冷蔵庫に入れて保存し、ご使用ください。
●本品は長く保存できます。
塩と麹の分解で、漬床が多少やわらかくなりますが、品質には問題ありません。発酵が進みおいしくなってきます。
米麹を使用しているので、肉や魚は非常に柔らかくなります。
アミノ酸が増え旨味成分も増しますので、コクのある奥深い味わいが楽しめます。
おいしく食べて健康になれる!
まさに一石二鳥ですね♪
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