にんにくを食べることはあまり意味がないのか

食材
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昨日は発芽にんにくの優れた栄養成分についてお伝えしました。
確かに発芽にんにくは素晴らしい食材だと思います。
近所のスーパーで見かけることもなかなかない貴重な食材です。
それでは一般に売られているにんにくにはあまり栄養がないのか…と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
いえいえ、にんにくだって素晴らしい栄養がギッシリ詰まった食材なのです。
栄養成分は発芽にんにくでご紹介したものと基本的には変わりません。
じっくりご紹介していきたいと思います。

にんにくの旬は6月~9月。
上から見たときに膨らみが均一で粒が大きく、重みがあるものを選びます。
身と皮の間に隙間のあるものや外皮が薄いものは避けた方がよいでしょう。
保存するときはネットに入れ、風通しの良い冷暗所に吊るせば2か月はもちます。
皮をむいたものはラップで包み、冷蔵庫に入れておきます。

にんにくの主な栄養成分は

血圧上昇を抑えるカリウム、皮膚や粘膜を保護するビタミンCを多く含みます。
また、強い臭いのもとであるアリシンは殺菌、胃液の分泌促進、高血圧を抑える働きが期待できます。
細かく刻んだり、すりつぶしたりすることでその効果を発揮します。
スコルジニンという成分には血行を促して代謝をよくする働きがあります。
また、ビタミンB1の多い食材と合わせてとると、B1がにんにくのアリシンと結合してアリチアミンという成分に変わり、B1の吸収や効果を高めます。

ビタミンB1はエネルギー源となる糖質の代謝を促すため、スタミナ増強やダイエット効果が期待できます。
ビタミンB1が多い食材の代表は豚肉。
豚肉ににんにくやしょうゆダレで炒めたものを「スタミナ炒め」と言いますね。
豚肉のビタミンB1とにんにくを一緒に食べることでスタミナが増強されるわけです。
最近ちょっとお疲れ気味かなーと感じる時にはたっぷりのにんにくを使ったスタミナ炒めをおススメします。

本来であれば生のにんにくを使用することが望ましいのですが、忙しい現代人にはそれが難しい時もあります。
そんなときにはチューブ入りのすりおろしにんにくでも構いません。
純粋ににんにくだけが入っているわけではありませんが、大事な栄養成分は残されています。お手軽に使用できるチューブのにんにくも冷蔵庫に常備しておきたいものですね。

 

 

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