豆乳は大豆を原料に作られています。
そのため大豆から引き継いだ栄養がたっぷりと含まれています。
女性の方は毎日飲んでいるという人も多いのではないでしょうか。
豆乳にはどんな栄養が詰まっているのでしょうか。
目次
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豆乳はどうやって作られるのか
豆乳は大豆に水を加え、すりつぶして液状にし、これをこして加熱したものです。
「畑の肉」と言われる大豆が原料ですので、栄養が満点です。
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豆乳の種類
豆乳には大豆固形分の割合で3種類に分けられます。
無調整豆乳
大豆固形分の8%以上、大豆たんぱく質3.8%以上で大豆と水だけを使用し作られています。
大豆本来の味が楽しめます。
調整豆乳
大豆固形分6%以上、大豆たんぱく質3.8%以上で砂糖や香料などを添加し、飲みやすく調整したもの。
豆乳飲料
果汁入りのものは大豆固形分2%以上、大豆たんぱく0.9%以上。
その他の豆乳飲料は大豆固形分4%以上、大豆たんぱく質1.8%以上のもの。
調整豆乳にコーヒーやフルーツの風味を加え、飲みやすく作られたものです。
豆乳の栄養・効能
たんぱく質
大豆由来の良質なたんぱく質が多く含まれています。
大豆たんぱくは消化・吸収に時間がかかる性質があるため、豆乳を飲むと腹持ちが良く、食べ過ぎを防げるのでダイエット中の方の強い味方です。
イソフラボン
女性ホルモン「エストロゲン」と似た構造をしているため、同じような効果が期待できます。
女性の美しさや若々しさを助けるだけではなく、更年期の女性のホルモン不足を補います。
また、抗酸化作用による老化防止も期待できます。
サポニン
サポニンは野菜や果物に含まれる色や香り、苦みなどの成分「フィトケミカル」の一種です。
サポニンは余分なコレステロールと結びつき、体外に排出してくれる他、抗酸化作用や免疫力向上などの効果が期待できます。
レシチン
レシチンは大豆に含まれる不飽和脂肪酸で、細胞膜を作る重要な成分です。
大豆レシチンは血行を良くし、動脈硬化を予防する他、脳の老化予防や集中力や記憶力の向上に効果が期待できます。
ビタミンE
脂溶性ビタミンのひとつで抗酸化作用があり、体内の脂質の酸化を防いで体を守る働きがあります。体内の細胞膜の酸化による老化や、血液中のLDLコレステロールの酸化による動脈硬化の予防に役立ちます。
まとめ
豆乳にはこのようにさまざまな効果が期待できます。
ただ、大豆イソフラボンは摂りすぎによりホルモンバランスが乱れる危険性もあります。
豆乳は1日に200~400mlを目安に飲むと良いですね。
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