ごまといえばセサミン!どんな成分?何にいいの?

食材
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ごまといえば昔から健康維持には欠かせない食材として知られています。
テレビでもサプリメントのコマーシャルで「ごまセサミン」という言葉を聞く機会が多いですね。
それでは、ごまってどんな成分があって何が体に良いかご存知ですか?

 

目次

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ごまの種類

ごまは大きく分けて「白ごま」「黒ごま」「金ごま」の3つの種類がありますが、
これら3種類は栄養価の違いはほとんどありません。

  • 白ごま…油の含有量が多く、ごま油の原料となっています。
  • 黒ごま…香ばしい香りが特徴的でしっかりとした味わいがあります。アントシアニンやリグニンを含み、栄養価に富んでいます。
  • 金ごま…深い甘みと香り高いのが特徴です。金ごまのフラボノイドには抗菌作用があります。

 

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ごまの栄養成分

ごまの成分は半分が脂質ですが、人体で合成できない不飽和脂肪酸のリノール酸やオレイン酸の比率が高めです。
オレイン酸には動脈硬化の予防効果が期待できます。
ビタミンEも多く含まれているため、強い抗酸化作用があり、血管を若く保って血流を良くします。
ごまの成分の20%はたんぱく質であり、体内で合成できない必須アミノ酸がバランス良く含まれています。

 

セサミンとは

ごまの成分で一番注目したいのが、ゴマ特有の成分であるセサミンやセサミノールなどのリグナンです。セサミンはごまにほんの僅かしか含まれておらず、ごま油の中に0.5~0.7%程度しか含有されていません。
これらには強い抗酸化作用があり、活性酸素の害を抑え、老化や動脈硬化の予防、血流改善効果が期待されています。
また、肝機能を改善し、コレステロールを減少させる効果があります。脂質代謝の促進など多くの効果と効能が期待できます。
いつまでも若々しく、健康でいることをサポートしてくれる栄養素として注目されています。

 

栄養素を引き出す効果的な調理法

ごまの小さな粒のさらに内側に強力な栄養素が含まれています。
しかしごまは消化されにくい種皮で覆われているため、種皮を取り除くひと手間をかけましょう。
ごまを炒って、さらにすりつぶすことで、種皮が壊れて栄養素の消化吸収を高められます。

 

保存方法

湿気や温度変化を嫌うため、密閉容器に入れて風通しの良い冷暗所で保存します。
冷蔵庫で保存しても良いでしょう。

ごまは料理に使用すると、香ばしく歯ごたえも良いですね。
できればすりつぶしてしっかりと栄養を取り入れたいところですが、ごまに含まれるリノール酸やオレイン酸は空気に触れると酸化しやすくなるので、使う直前に用意することをおすすめします。

 

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