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食材

納豆の栄養がスゴイ!! その効果とは?

投稿日:2018年4月15日 更新日:

私は関東地方に住んでいるので、納豆は比較的良く食べる方だと思います。
そのまま食べたり、味噌汁に入れたり、油揚げに入れて揚げてみたり。
料理の仕方次第では毎日食べたい食材です。
でも、関西地方の方はあまり好まないとか。
一番食べる水戸市では1年間に5564円の納豆を購入しているに対して一番少ない大阪市では1年間に1914円しか購入しないそうです。(総務省家計調査2012~2014年平均)
でも、納豆をあまり食べないなんてもったいない位、栄養がたくさん詰まっているんです。

 

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納豆の栄養と効能

納豆にはたんぱく質、脂質、炭水化物のほかにビタミン、ミネラル、食物繊維といった5大栄養素+食物繊維のすべてが含まれています。

納豆は蒸した大豆を納豆菌で発酵させたもので、発酵させることによって消化、吸収がよくなります。
発酵することによって大豆にはない有効成分が多く含まれます。
納豆菌が持つ独自の酵素ナットウキナーゼは血液中の血栓をできにくくする血栓溶解作用があるので、心筋梗塞や脳梗塞を予防します。
納豆に多いビタミンB6はエネルギー代謝や細胞の再生にかかわるビタミンです。
納豆のビタミンB2はゆで大豆の約6倍とかなり優秀。脂質の代謝を促す作用があり、代謝アップにつながり、さらに口内炎や肌荒れなどの予防にも効果的です。
また、納豆には神経伝達物質アセチルコリンの材料になるコリンが豊富に含まれているので、記憶力のアップが期待できます。
さらにビタミンKが多量に含まれています。ビタミンKは血液凝固にかかわるほか、骨の強度を高めるのに役立ちます。
納豆の消費量が多い東日本は消費の少ない西日本に比べて骨折の発生頻度が少ないという調査も出ています。

 

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栄養を逃さない食べ方

納豆は冷蔵で保存しますが、食べる前には常温に戻しておきましょう。
低い温度では納豆菌が休止状態になっているので、常温に戻し納豆菌を起こすことで再び活発になり、納豆菌が増えてビタミンKも増えます。
血栓予防効果のあるナットウキナーゼですが、酵素という特性上、高温では死滅してしまいます。
せっかくのその効能を充分に取り入れるためには70℃以下で調理すると良いでしょう。
納豆チャーハンでは最後に入れて混ぜる。納豆汁は少し冷ましてから入れるなど意識するとよいですね。
また、血栓予防には朝より夜に納豆を食べることをお勧めします。
血栓は夜間、睡眠中にできてしまうことが多いため、夕食に食べると効果的です。

 

注意点も

栄養満点で言うことなしの納豆ですが、注意点もあります。
先ほどから出ているこのビタミンKですが、血液凝固阻止剤ワーファリンを服用されている方には禁忌です。
このビタミンKがワーファリンの効果を弱めて、血液凝固を起こしやすくなります。

こんなにおいしくて栄養満点の納豆ですが、ワーファリンを服用されている方は食べられません。
普段から健康管理に努め、健康寿命を延ばしていきたいですね。

 

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