眼精疲労(目の疲れ)に良い食べ物って何?

コラム
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現代人はパソコンやスマホなどで目を酷使しており、目の疲れや眼精疲労が急増しています。
仕事でもプライベートでも、いまやこれらの機器は必要不可欠な存在となってきました。
ブルーライトをカットするメガネなど、目を保護するアイテムもありますが、それでも追いつかないほど現代人の目は疲れています。

 

目次

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目の疲れと眼精疲労

目の疲れと眼精疲労は同じものと思われがちですが、実際は別のものです。目が疲れたなと感じても一晩寝たり、ゆっくり目を休めることで疲れが解消されるものはただの「目の疲れ」ですが、目を酷使する状態を続けることにより、眼の痛み、かすみ、まぶしさ、充血などのほかに頭痛、肩こり、吐き気などの症状が休息や睡眠をとっても十分に回復しない状態を「眼精疲労」と言います。

 

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眼精疲労に有効な栄養素は?

 

1.ビタミンA

別名「目のビタミン」ともいわれるビタミンAは感光分子ロドプシンの主成分で、目の粘膜を潤し、網膜を健康保ちます。
夜間の視力の維持や皮膚の健康状態も維持します。
植物性食品に含まれるβカロテンも体内でビタミンAに変わり、同様の働きがあります。
ビタミンAは脂溶性なので、油と一緒にとると吸収力が高まります。

 

2.アントシアニン

アントシアニンはブルーベリーや黒豆、シソなどに多く含まれており、目の網膜にあるロドプシンの再合成を促すことで視覚機能を改善します。

 

3.ルテイン

ルテインはカロテノイドの一種で、網膜をブルーライトなどから守ってくれる働きがあります。
体内で合成することができないので、食べ物から補給する必要があります。

 

4.タウリン

ホタテの貝柱やイカなどに多く含まれているタウリンは網膜細胞の機能を正常に保ち、目の疲れを緩和します。

 

5.ビタミンB群(B1、B2、B6、B12など)

ビタミンB1、B2は疲労回復や健康な目の維持を助けます。
目の焦点を合わせる水晶体は主にたんぱく質の一種であるコラーゲンからできていますが、ビタミンB6はたんぱく質の代謝を助ける働きがあリ、水晶体の機能を高めます。
ビタミンB12も同様にたんぱく質の代謝と免疫機能を高める働きがあります。

 

6.ビタミンE

ビタミンEは血行を良くする働きがあり、目を充血から守ります。

 

7.ビタミンC

ビタミンCはビタミンEの働きを最大限に引き出し、皮膚や粘膜の機能維持を助けます。

 

何を食べたらいい?

バランスのとれた食事を摂ることが大前提ですが、そのほかにはビタミンAが多く含まれるレバーやウナギ、にんじんやホウレン草などの緑黄色野菜、牛乳やチーズなどの乳製品も積極的に摂りたいところです。
他にはアントシアニンが多く含まれるブルーベリーや黒豆、ビタミン類が多く含まれるブロッコリーやキウイフルーツなどもおススメです。

 

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